テレビで話題になっているのが、医療用マスク不足です。
これは、私も含め予想がつきましたが。
歯科医院でよく使われるアイテムで、こんなものが不足しないであろうと思われたものが、不足しています。
それは、消毒用エタノールです。アルコール消毒で使うアルコールがないということです。
やまもと歯科医院が今日、歯科材料屋に消毒用エタノールを注文したら、欠品です、という答えが返ってきました。
それで、違う歯科材料屋に電話をして注文すると、やはり欠品との答えが返ってきました。
また、さらに違う歯科材料屋に電話をしても、欠品であるということです。
という事は、この状態が続くと、どの歯科医院でも、在庫がなくなると消毒用エタノールがなくなるということになります。
エタノールぐらい、工場で作れば、どれだけでも大量に供給できるであろうと思っていたのですが。
ただ、歯科医院にとっては、消毒用エタノールが無いという事は致命的ではありません。
やまもと歯科医院では、たまたまイータックの液を大量に持っていますので、消毒用にかんしては、とくに問題はないですが、(イータックはもともとは広島大学歯学部の二川歯科医師が開発した義歯の消毒液でしたが歯科業界が売れそうも無いので商品化することがなく、二川歯科医師が一般の衛生、洗剤の業界に持って行ったら大ヒット商品になったものです。理論的には、新型コロナウイルスにはかなり効果が予想されるものです)
歯科技工的には、油分をアルコールでとかさなければならない時があります。
これも、なんとか代替品で行えるので、大きな問題ではありませんが、その他歯科材料を扱う上で、アルコールが必要なときが多々あります。
この、消毒用エタノール危機は、いつ解決するのでしょうか?
歯科用マスクは、予想通りどこの歯科材料屋も在庫がなく、欠品状態が続いています。
これに関して、今までの経験(新型インフルエンザ騒動、サーズ、鳥インフルエンザ騒動)で学習していて歯科医院に少し在庫を持っていますが。
鳥インフルエンザ騒動の時に、10年以上前になりますがN95マスクをかいました。子どもが感染しないようにと思い購入して当時小学生の子どもにつけると、こんなマスクじゃ、息ができない、窒息すると言われ、押入れのなかにまだ有るはずなので、いざとなったら最後の手段としてのこしておきます。
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