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ノーベル賞の本庶先生の大胆な提言 新型コロナの収束について

私が歯科大学生のころの、直属の先輩が歯科大学を卒業したあと母校九州歯科大学の大学院で歯周病の研究をしていました。 その頃の1980年代後半の歯周病の大学院の研究で多かった(その後、研究の中心が再生医療に移行していったような気がします)のは、歯周病における免疫反応だったような気がします。 その中で、サイトカインやマクロファージなどといった、わけのわからない単語がたくさん出てきました。 これは、歯学部学生レベルでは、とても眠くなる分野の講義のひとつでした。(歯科治療には直接関係なく、基礎の内容のため) 最近、この新型コロナウイルスの感染についてもテレビをみていると、時々このサイトカインやわけのわからない単語の話をききます。   先日、BSフジのプライムニュースを見ているとノーベル賞を受賞した本庶佑先生(免疫学の専門家)が出演されて面白いことを言っていました。 新型コロナ危機を収束させるには、治療薬の開発が一番だということを言っていました。 インフルエンザのワクチンを例に挙げて、(新型コロナ)ワクチンとか当てにならないという趣旨のことを言っておられました。 「あなたは,インフルエンザのワクチンが効いているとおもいますか?」と司会者に聞いた時は、日本医師会の会長をはじめ、出演者が笑ってしまいました。   そこで、本庶佑先生がイチオシの薬アクテムラが紹介されてました。 日本では関節リウマチの薬です。 一般人を対象にした番組で、サイトカインの一種であるインターロイキン6を阻害する作用があることを説明されていました。(歯科大学で免疫学、微生物学をちょこっと勉強した人が、やっとついていけるレベルの話しで、多分歯学部、医学部、薬学部で勉強してない人は、退屈する内容) 最近色々なテレビ番組でも紹介されていて、新型コロナで亡くなられたかたの多くにこのインターロイキン6が多くあり、 重症新型コロナの感染症の方の中に見られのではないかとされているサイトカインストームと呼ばれる急激な悪化に対処する薬としてこのアクテムラがかなり効果があるのではないかという話をされていました。 まとめ 治療薬を中心にチカラを注ぎ、ワクチンはその次で 重症新型コロナ肺炎にはアクテムラが有効なのではないか 完全な収束は無理で、インフルエンザのように、年間、関連死を含めて1万人ぐらいの犠牲者、社会が許容できるレベルにまで持っていくしかない。 というのが本庶佑先生の結論でした。