なぜ、治した歯がまたむし歯になるの?

一番の原因は、その人が持つむし歯のなりやすさ(カリエスリスク)が影響します。

では、そのむし歯のなりやすさ(カリエスリスク)とは何でしょう?

むし歯のなりやすさは、個人がもつむし歯菌(ミュータンス菌)の数、唾液の量と性状、生活習慣(飲食頻度)などにより決まります。(カリエスリスクを下げることは可能です。)

二番の原因は、合着セメントに何が使われたか?により決まります。

治した歯がまたむし歯に接着性レジンセメントで合着したものは、極端に再びむし歯になる確率が低く、従来のセメントで合着されたものは、再びむし歯になる確率が高いと言われています。
なぜなら、接着性レジンセメントは天然歯に染み込んでむし歯になりにくい人工エナメル質を形成し、また接着力自体も強いからです。
つまり、従来のセメントは接着というより機械にかみあって、ただくっついているだけということなのです。この場合、人工エナメル質も形成しないため、むし歯になりやすくなるのです。

意外なことに

治した歯がまたむし歯につめものの適合の良さは「はずれない」ための重要な要件ではあるが、しかし再びむし歯(二次むし歯)になるのを防ぐ要件ではありません。