2010年09月20日

東京でノーベルバイオケア社のインプラント、そしてオール オン フォーの治療の講演会がありました。
オール オン フォーは歯が1本もない口の中を片顎 4本(主に下顎)または6本(主に上顎)のインプラントで人工歯を支える方法です。では 歯があれば どうするかというと場合によっては 歯を抜いておこなう方法です。
その際の抜歯の基準という話題がありました。まわりの歯の状態や、歯の動揺とか治療費(歯が1本もない方が中途半端に残っているより費用を大きく抑えることができ場合が多くあります。)とかいろいろ話題になりましたが、私が一番重要だと思うのは、患者さんの年齢です。
40歳代の患者さんの歯をすべて抜いて30年後何かありインプラントを再埋入しなくてはならなくなったとき、埋入が難しくなることも考えられます。
60歳代ならほぼ一生もちますし、不安な歯を残しておくと、逆に、何年か後にそれを抜いてさらなる治療、費用が必要な場合も考えられます。その利点、欠点を考慮して、最終的には患者さんに判断を委ねるしかありませんが、難しい問題です。