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小児歯科(リンゴで窒息)

小児歯科(リンゴで窒息)
離乳食
最近、赤ちゃんがリンゴを食べて窒息死する事故が続いています。
原因は周りの人が赤ちゃんの口腔機能にあってない離乳食を与えていることに大きな原因があります。
子どもの食べる機能は個人差がとても大きく、月齢、年齢できめることができません。
中には小学校に入るような年齢でも給食が食べれない子もいます。

赤ちゃんの場合
赤ちゃんの口腔機能にあわせて

口唇食べ期(目安は、5ヶ月~6ヶ月ぐらい、寝返りができるようになる頃)
:舌が前後にだけ動かせる時期です、トロトロのヨーグルトぐらいの食べ物が食べれます。

舌食べ期(目安は、7か月~8か月ぐらい、ハイハイができるようになる頃)
:前歯がはえ、舌が上下にもうごかせるようになる時期です。食べ物を口蓋、上顎の前方に押しつけてたべれるようになる時期です。指で軽くつぶせるような食べ物が食べれる時期です。口の中では舌でつぶしてたべることができます。

リンゴを食べて窒息死した事故の、そのリンゴがどういうものかテレビにでてました。
すったリンゴと言ってましたが、すった後のリンゴの粒がたくさんありました。この粒を指で軽くつぶせるのなら舌食べ期の離乳食となりますが、自分の手にとって潰してみてないのでわかりません。
少なくとも、口唇食べ期の離乳食ではないです。
結論 赤ちゃんの口腔機能にあった食べ物を離乳食として与えましょう。