2021年02月11日

mRNAワクチン(メッセンジャーアールエヌエーワクチン)

最前線の医療機関で働く人のファイザー製の新型コロナワクチンの接種がまぢかとなっています。

そして、一般の歯科を含む医療機関においては、3月中旬以降のワクチンの接種となっています。

そこで歯科業界ではこのワクチンを受けるかどうかよく話題に上ります。

一般論として、新型コロナワクチンを受けるかどうかは強制ではなく任意で個人が、それぞれの考えで接種するかどうか決めるべきだとテレビの有名なキャスターや政治家はいっていますが、

残念ながら、それを決めるための科学に裏付けられた情報が殆ど出されていないのが現状だと私は理解しています。

感情や正しい情報を持っていない不安感などから歯科医院のスタッフでも接種を申し込まなかった人も多いと聞いています。

また、世間では、明らかに間違った情報が訂正されずに流れています。

例えば、生殖器官に影響を与えて不妊になるとかという明らかに間違った情報まで流れています。(アメリカにおいてはワクチンを受けた多数の方が正常に妊娠している.チンパンジーにおいての動物でも問題がなかった、理屈上でもあり得ない)

そこで今日は、ファイザー社の新型コロナワクチンであるmRNAワクチンの基本について

mRNAはヒトの細胞の核には入れない。これは何を意味するかというと、DNAワクチンのように遺伝情報に影響を与えることが理屈上はおこらないということです。

従って、将来、例えば10年後に癌になりやすくなったり、自己免疫疾患にかかりやすくなるということはないということです。

また、筋肉注射されたワクチンは、即座に分解される(これが-75℃で保存しなければならない理由にもなっている)つまりワクチン自体はすぐに体内からなくなってしまう。1日か2日ぐらいしかもたない(効果が充分にでるまではワクチン接種後、2週間かかりますが)

mRNAワクチンは長い間、研究されている。コロナウイルス感染症である中東呼吸器症候群マーズの時には、この病気が広がらなかったため実用化されることはなかったですが。

そしてウイルスの遺伝子情報がわかれば比較的早期に作ることができます。(新型コロナウイルスの変異種に関しても、遺伝情報が分かっているので早期に対応が可能です、先日モデルナ社が南アフリカの変異種についても対応の為に乗り出したとの報道を聞きました、現在でも南アフリカの変異種に対して効果はありますが少し弱いという結果がでています)

ファイザー社のmRNAワクチンは有効率は95%です、インフルエンザワクチンは40~60%と言われています。

イスラエルからの続報では仮に新型コロナ感染症になっても軽くてすむ、また感染してもウイルスの量はかなり少なくなるそうです、それにより感染させるチカラも弱くなるのではないかと考えられています。

最新の情報では、ファイザー社のワクチンによるアナフィラキシーショックは20万人に1 

モデルナ社のmRNAワクチンでは40万人弱に1人となっています。

このアナフィラキシーショックは適正な治療をすれば通常は治ります。

集団免疫ができるまで、国民の30%の感染が必要という専門家もいますし70%が必要という専門家もいます。

もし70%だとするとこれが自然感染によって到達する場合、日本社会が受け入れる事が出来ない人数の死者がでます。30%でも日本社会が受けれられない人数になりますが。

参考文献①