2020年09月27日

石破さんと歯科治療の関わり

自民党の総裁選中に石破さんが、国会内の歯科診療所に行って(歯医者用語では)ユニットと呼ばれる治療イスに座わっている写真が公開されました。

石破さんは週に1度この歯科診療所で定期健診を受けているということだそうです。

歯医者として私の当初の素朴な疑問は、週に1度の定期健診で何しているのだろうか?

その定期健診の内容は?

ということでしたが、次の瞬間、すごい画像が私の目の前に飛び込んできて、その疑問は、すっ飛んでしまいました。

石破さんがユニットに座って、その前に 、歯を含めた下顔面のレントゲン写真であるパノラマ写真がデジタルのモニターで映し出されていました。

マスコミにより公開された写真は画像的に石破さんが中心で、パノラマレントゲン写真はかなり片隅で、しかも小さいためマスコミの人も全然気に留めずスルーしたのだとおもいますが、

歯医者である私は、このマスコミによって配信された写真をみると、そのパノラマレントゲン写真しか目に入らない状態になってしまいました。

釘づけ状態です。

そのパノラマレントゲン写真をみて、私の感想は、「石破さんは歯で苦労してきたんだろうなぁ」ということです。

ある意味典型的な日本人の口の中ともいえます。

パッと見た感じでは(正確さに欠けますが大雑把な状態でという意味です)、歯が6本ぐらい欠損しており、神経がない歯も、わりあい多くある状態でした。

根尖病巣(こんせんびょうそうと読みます)と言われる歯の根っこの尖に感染しているように見えるものがあったり、

また欠損した歯を補うためブリッジがあり、そのうちブリッジにかかるチカラで、歯が折れる可能性があるものや、

また、そのうちハズレそうな別のブリッジがあったりします。

歯医者にとってみると、典型的な日本人の口腔内ということになります。

(どうして典型的かを説明すると、かなり長くなるのでここでは省略しますが、とにかく日本の多くの歯医者がもつイメージです。)

これからも暫くは、歯のトラブルがおきそうな感じでした。

経済評論家の上念司さんがYouTubeで「石破茂さんを救いたい」というタイトルの動画をつくって公開していますが、私も歯医者として、同じタイトルで純粋に歯科的に動画をつくろうとさえ思ってしまいました。(つくる事はないとは思いますが)