2019年09月15日

インビザラインはマウスピース矯正の主流 小型カメラで型取り

最近、全国的に急速に認知度を高めている歯科矯正法にインビザラインといわれるシステムを使ったマウスピース矯正があります。

中には、インビザラインという単語がマウスピース矯正と同意語として認識しておられる方もではじめています。

インビザラインシステムで歯科矯正治療を受けた人は世界で600万人おられるという事です。

そしてその歯を動かす方法は、600万人の蓄積があるAI(人工知能)を利用して構築されているということです。

この前、インビザラインの会社のひとのはなしでは、今も年に100億円の研究開発費を使っているというはなしをしていました。

最新のインビザラインシステムでは

通常は、ドロドロの時間が経つと固まる材料で歯の型をとって、その人その人の、歯の模型を石膏という材料でつくります。

これを熟練した歯科技工士が模型の歯を歯科用ノコギリで分解して歯を動かしたい方向にわずかに移動させ、それに(その上から)マウスピースをつくれば、実際、口の中に入れると歯は、模型上で動かした方向にうごきます。

これを、何回か、何十回か繰り返すというのがマウスピース矯正の原理ですが、

インビザラインでは、口の中、歯の模型をドロドロな材料を口の中に入れてとるのではなく

小型ビデオカメラを口の中にいれて撮影してパソコン上で歯、口の中を再現する事ができます。気持ち悪い型取りがなくなるという事です。

これが意味する事は、小児でも簡単にマウスピース矯正ができるようになりました。この小型ハンドカメラで歯型を取るのとプラスしてAIでの歯の動きの解析により、通常のマウスピース矯正は、永久歯にしかできませんでしたがインビザラインでは6歳以降の小児でもできます。

AI(人工知能)により、歯の複雑な動きを読むことができるようになりました。これまでの熟練した歯科技工士のカンに頼ることなく

人間の頭では複雑すぎて考えられない歯の動きを解読、計画できるようになりました。

そして今までマウスピース矯正は、適応症例が限られていましたが、

この600万人の蓄積とAI(人工知能)の発達で、適応症例がひろくなりました。(もちろんすべての症例でできるわけではありませんが)

このインビザラインのシステムでの歯科矯正治療は、金具を使った矯正治療を嫌う人が多く、欧米人より虫歯が多い日本人にはとても適した方法です。(取り外しができますので、金具の歯科矯正治療とくらべると食べ物がひっかかるということがなく歯磨きがしやすいため)