2019年03月03日

就寝前に歯みがきをしないのは、とんでもない歯医者だ

こんにちは、富山県高岡市の歯医者、やまもと歯科医院の院長の山本です。

私、歯医者として患者さんによく「寝る前の歯みがきが一番効果があります。寝る前には、必ず歯を磨きましょう。」と言っています。
寝ている間は、唾液があまり出なくなります。また、中には、口を開けて寝る方も多くおられます。

そしてもちろん寝ている間は、ふつうは、食べたりしませんし、あまり喋ったりもしません。なので、口の中の汚れは、唾液でながせないですし、乾燥したりします。

また、舌もあまり動かさないですので、汚れが停滞して、細菌が増殖しやすい環境をとなります。

ですので、寝る前には、できるだけ細菌を含んだ汚れを取り除く必要があります。

それで、ほとんどの歯医者、歯科衛生士は、患者さんに、寝る前には、必ず歯を磨きましょうといっているわけです。
私もこれを厳格に守っていました。最近までは。
しかし、最近、環境の変化で、テレビを見たり、本を読んだり、DVDを見ている間に睡魔に襲われ、そのまま寝てしまうことが、時々出てきました。

この原因は、子どもが高校を卒業して、家にいなくなってしまったからです。
子どもが、家にいる間、受験勉強したり、塾に行ったしている間には、緊張感やなんかで、起きている事はできるのですが、それがなくなると時々、そのまま朝までねてしまうことが出てきました。

そして、歯医者である私が、歯をみがかずに寝て、気づいたことがあります。

それは、口の中が気持ち悪くてか?常に上下の歯が接触している状態となっています(上の歯、下の歯は食べる時、喋る時以外は、わずかにあいているのが正常です)
多分、眠りが浅い、起きた瞬間は、上下の歯が接触しているのがわかります。

そして意識がない時は、たぶん歯の食いしばりもしているのだろうなと、思っています。

上下の歯は接触している状態を歯医者は、TCH(tooth contacting habit)と呼んでいます。

TCHは、歯科的にいろいろな問題を引き起こします。むしば、歯周病、歯の破折などです。歯を悪くする大きな原因の一つです。
以上の事から、歯を悪くするTCHを防ぐ為にも、寝る前の歯みがきは、大切だなと思うようになりました。

これは、私にだけおきている現象なのか?それともおおくの人におきていることなのかは、不明です。

ただ、口内炎で口の中が痛い時は、おおくの方にTCHがおきていることは確実です。