2019年02月17日

手ごわい歯医者にとって難しい年頃

将棋界の救世主というかスターというか、高校生になったばかりの藤井七段は、将棋ではすごい能力を持った少年です。

大人のプロの将棋の棋士も簡単に負かす少年です。

歯科的には典型的な高校生です。

歯医者、歯科衛生士なら、多分おおくの人が気になるのは、藤井七段の上顎(うわあご)の前歯です。

確か、中学生のときは、つまり、つい最近までは、歯科矯正治療をしていて、ブラケットという金属のポッチを歯の表面につけ、それをつなぐワイヤーをしていて、そのワイヤーのチカラで歯を真っ直ぐにするような治療をしていました。

去年、将棋界で注目を集める頃には、矯正歯科の装置を外していました。そして真っ直ぐできれいな歯並びなっていたように記憶しています。

しかし、歯の表面が白濁しているように見えました。

数日前の朝日杯の勝利の時のアップの写真では、歯並びが、少し後戻りをして、歯と歯が重なり始めたようで、また、少し歯の白濁した部分が、茶色くなってきているようにみえて、歯の重なってへこんだ部分の歯ぐきは、歯肉炎をおこしているようにみえました。

歯医者としては、中学生、高校生ぐらいが一番難しい年齢です。

小学生ぐらいの間は、親が仕上げみがきをしたり、親の声がけで歯みがきを行なってくれますし、フッ素の効果も(フッ素をやめたとしても)まだ残っていますが、 中学生、高校生ぐらいになると、親の声がけもつうようせず、歯医者からのアドバイスも通じないことがよくあります。その結果、歯肉炎になりやすく、また、虫歯にもなってしまう場合があります。

高校を卒業する歳ぐらいになると、特に女の子は、歯に対する清潔に関する意識も目覚めて丁寧な歯の手入れをしてくれる事が多いですが、中学生、高校生は難しいです。

藤井七段も、今はまさに、その年齢で歯医者としては、気になってしまいます。

やまもと歯科医院でも、中学生、高校生に、なんとか丁寧な歯みがきをしてもらうのに、四苦八苦してしまいます。

この年齢になると、一人で歯科医院に来院する子も多く、なんとかお母さんからの声がけも欲しいということをつたえたいです。

まるっきり歯ブラシが歯に当たってない子も時々いますので、なんとか伝わるように話しをしたいです。

最低限、

とても簡単で、小さい努力で、大きな効果が期待できるフッ素洗口(フッ化物でうがいをする)はしてもらいたです。これは、お母さん、お父さんなどが、しつこく言えば、行なってくれる可能性は、高いと思います。