2018年12月31日

歯医者の間で最近、密かなブームになっている舌圧測定器とは?

舌、べろ、舌べろ、した、など色々な言い方が日本語には、ありますが、歯医者がこのものを意味する時に、日常使う言葉は、この内で、「舌(ぜつ)」です。

舌は、おおざっぱに言うと筋肉のかたまりです。

舌は、感度が高い人、敏感な人は、さくらんぼの柄の部分を、口のなかで、モグモグさせて、結ぶことができるひともいます。

これは、私が歯科学生時代に、流行ったことで、歯科大学生の中にも、できる人がいました。

この、歯医者が診療で行う方法で、舌のチカラ、機能を調べる、測る方法がいくつかあります。

まず、その前にどうして、舌のチカラをはかるのか?それは、歯医者にとって、すごく意味があるからでます。

舌は、入れ歯を安定させる為に、とても重要な役割をはたします。歯医者にとっては、良い入れ歯が作れるというのは、とても大切です。

また、咀嚼においても、歯で噛み砕く運動をするとき、歯の噛み合わせる面で砕いた後、その砕かれて小さくなった食べ物は、歯の嚙みあわせる面から内側つまり舌の側に落ちていくものもあります。その際に舌の表面、または、その近くに落ちた食べ物をまた歯の嚙みあわせる面に載せる役目もありますし

食べ物を喉に送ったり、ゴックンという飲み込みのチカラの為に重要な働きをしたりと、ここではかけないぐらいの多くの重要な役割があります。

従って、歯医者は、なんとか舌の機能やチカラを知ろうとしてきました。

そして、その答えのひとつが、舌圧測定器です。

舌圧測定器は、舌が、口腔の天井、つまり口蓋(こうがい)を押すチカラを数値で表すことができるものです。歯科においては、摂食嚥下機能が注目を集めていて、この舌圧測定器での数値が、30kg以下であると、口腔機能が低下しているとされています。そしてこの舌圧測定器での数値がさらに悪くなると、摂食嚥下障害ということになります。

つまり、舌圧測定器による数値と、摂食嚥下機能には、強い相関があります。

最近のテレビ番組で、この歯科医院にある舌圧測定器による数値が低いと、口を閉じて呼吸することができず、口呼吸となりインフルエンザにかかりやすいと言っていたテレビ番組もありました。(監修は、どっかの医学部の教授先生でした)

やまもと歯科医院では、摂食嚥下機能が低下している方に、毎日トレーニングを家でしてもらって、毎月、舌圧を測っています。患者さんのトレーニングの成果を知ることができるため、毎日のトレーニングのモチベーションアップにも、とても効果がります。

また、歯科医院にある舌圧測定器ではなく、超音波エコーによるオトガイ舌骨筋をはかる方法もあります。

これは、オトガイ舌骨筋の面積の萎縮と、摂食嚥下機能が相関があるということが、最近言われ始めているからです。

まとめ

最近、歯科分野で、話題となっている摂食嚥下機能と、舌は密接な関係性があります。