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歯周病の女性はがんになりやすい?富山/高岡市の歯科、歯医者ならやまもと歯科医院

最近、発表されたニューヨーク州立大学バッファロー校歯学部公衆衛生学の教授の研究によると、歯周病になったことがある閉経後の65869人の女性(54歳から86歳までの女性)を対象にした調査研究結果では、総じて、歯周病になったことがある女性は、がんになりやすかったということです。   乳がん、肺がん、胆のうがん、皮膚がんにおいては、歯周病になったことがある人には、かなりの関連、相関があったということです。胃がんに関しては、関連、相関は認められなかったという結果でした。   最も 関連、相関があったのは、食道がんで、歯周病でない人とくらべると、3倍がんになっていたということです。   主任教授によると、この理由は、食道は口にとても近い所にあるため、歯周病の病原菌などが、影響したのではないかと分析しています。   また、新たな 発見としては、胆のうがんと歯周病には、深い関連、相関があったということです。 顎口腔の病理学の研究をしている研修医でありこの研究を一緒に行っている歯科医師によると、胆のうがんの成り立ちには慢性炎症を示唆する研究はあったけれども、それを示す明らかな証拠 データーは今まで存在しなかったので、この研究が胆のうがんと歯周病の関連を示す最初のデーターであると、述べているということです。   では、どうして歯周病の女性は、胆のうがんになりやすいかの理由については、今のところ分からず、調査をして、統計をとって、分析した結果がそうであったということで、今後、さらに研究をして、この理由と関連性を、解明する必要があるということです。   この研究は、アメリカの大学でおこなわれたものですので、皮膚がんについては、この結果が日本でも当てはまるかという点では、疑問がのこりますが、(白人は皮膚がんになる率がとても高く、アジア系、アフリカ系は、皮膚がんになることは、そんなに高くないので)、日本でも、食道がん、乳がん、肺がん、胆のうがん、食道がんについては、よく似た結果がでるのではないかと予想されます。