2021年02月07日

これは誤報なのか?歯磨きが犯人

大江戸線の運転手39人が新型コロナに集団感染、クラスターが発生、

原因は歯磨きの時の蛇口についた唾液

と言う話題がマスコミで取り上げられました。

保健所が歯磨き時に使用する蛇口が原因と特定した、とテレビでは報道していました。

私もこの報道を聞いて、本当に保健所がこんなことを言ったのかしらべてみました。

結果は、ひとつの可能性として述べただけで、つまり、いくつも取り上げた可能性のなかのひとつでしかなかったというのがわかりました。

おおくのテレビ報道が、歯磨きの時の水道の蛇口が犯人で、この大江戸線の運転手39人全員が感染した原因であるかのようにつたえました。(私は名探偵コナンゲームと呼んでいます、ストーリーとしては面白いです)

歯医者の常識としては、どう考えてもおかしいです。

新型コロナ感染症(COVID-19)は接触感染と飛沫感染のふたつにより感染するとされています。

蛇口に着く唾液量とその中のウイルス量を考えると、39人という多数人が短期間に蛇口からの接触感染で新型コロナウイルスに感染するというのは考えづらいというか、あり得ないです。

 

もうひとつ飛沫感染というのがあります。

これは5μm以上のものが飛沫といい、それ以下は飛沫核とか、色々な定義はありますが

これだけの大人数が短期間に感染したとなると、一番考えられるのが換気不足によるマイクロ飛沫感染、エアロゾルによる感染です。

大人数が短期間に感染するばあいマイクロ飛沫による感染が一番考えられます。典型がライブハウスでの感染です。

注釈:マイクロ飛沫感染は、一般の医師ではなくウイルス学の研究者(医師免許を持つひとも多くいます)によると、「それは空気感染です」といいます、そして昔からの伝統にとらわれず、新型コロナ感染症についても、「そろそろ空気感染を認めてはどうですか、少なくても短距離、中距離においての空気感染は」、といいます。

特に国立病院機構仙台医療センターの西村医師がよくこのことをいっておられます。

 

ということで、やっぱり結局は、3密の回避ということになります。

蛇足:これとよく似たことが依然おきています。

去年の春に大分県の病院で新型コロナのークラスター、集団感染が発生した時

テレビ報道では、病院スタッフが共有しているパソコン、タブレットが接触感染によって大人数が新型コロナに感染したと報道されていましたが、これも私は名探偵コナンゲームと呼んでいます。(仙台医療センターの西村医師は、名探偵コナンゲームではなく、耳なし芳一と呼んでいます。)