2020年05月23日

アルコール不足も解消する別の消毒液をつくる器械が歯科医院の奥ににありました。

歯科業界で15年ぐらい前に、すごくはやった消毒の液があります。(正確には、それをつくる器械)

それは、15年ぐらい前には、我々歯医者は、強酸性水と呼んでいたものです。

また、たんに機能水とも呼んでいました。

最近では、強酸性次亜塩素酸水と呼んだり、強酸性電解水と呼ばれています。

よく話題になっている微酸性次亜塩素酸水とはすこし違います。私は世間でいう次亜塩素酸水、つまり微酸性次亜塩素酸水の効果については、疑問視しています。

除菌効果は遊離塩素濃度によって決まります。

やまもと歯科医院では、15年ぐらい前にインプラントの講演会で、この強酸性水の事について学んで、それ以来インプラントを埋入するときは、この強酸性水も使用しています。

インプラント埋入時のどんな時に使うかというと、

インプラント埋入の為の道具は、かなり厳格に滅菌(高温高圧滅菌器で)していますが、

患者さんの口の中は厳格に滅菌(高温高圧で)は不可能ですので、

インプラント埋入の最中に患者さんの口腔粘膜や舌にいったん接触した器具を強酸性水の中に入れて短時間に消毒します。

またこの強酸性水は、基本的には、単なる水ですので吸ったりしなければカラダに異害作用はありません。

この強酸性水は、歯科の感染症で問題になる黄色ブドウ球菌などの多くの細菌に効果があります。

カンジタ菌などの真菌つまりカビにも効果があります。

また、インフルエンザウイルス、B型肝炎ウイルルスなどいろいろなウイルルスにも効果があります。

ですので新型コロナウイルスにも効果が期待できます。

ここ最近、歯科業界では、マスク不足は解消されつつありますが、デンタルグローブと

アルコールの不足は、深刻さを増しています。

それで、強酸性水が注目を集めています。

この強酸性水なら、やまもと歯科医院では、どれだけでも作れるので,いざとなれば消毒用アルコールの代わりに患者さんの手指消毒用に使おうとおもいますが、大量に使わなければならないという違いがあります。

最近、あるところから(複数の供給元から)消毒用アルコールを大量にゲットできたため、これからも世間の皆様に信頼度が高いアルコールを新型コロナの予防の為に使おうとおもいます。

まとめ

次亜塩素酸水は、酸性度が強酸性と酸性、微酸性などがあります。

この中で、やまもと歯科医院では強酸性水を使用しています。(最近はYouTubeをみると微酸性のものの解説だけですが)

以前行われた研究によると、この強酸性水は(通常の微酸性次亜塩素酸水ではないもの)

消毒用アルコール70%のもの、次亜塩素酸ナトリウム0,1%水溶液と同等の消毒力があったと報告されています。(使用条件により異なるので、完全な比較はできませんが)

でも当院では患者さんの手指消毒用には強酸性水ではなく最も信頼されている消毒のアルコールを使う予定です。

(ドアノブなどの消毒にはイータックの方が優れていると私は思っています)