2020年04月28日

歯科医師がPCR検査

昨日厚労省が、歯科医師に新型コロナウイルスのPCR検査をおこなうことを

この新型コロナに関してだけ特例的に認めるという報道がありました。(この件に関しては日本歯科医師会との調整はもうすでにあったのだと私は想像しています)

患者さんからも早速、「歯科医院でも、新型コロナのPCR検査するようになるがけ?」と言われましたが、

普通の開業歯科医院では、新型コロナのPCR検査を行うことは絶対にないです。(普通の内科医院で、PCR検査を行なっていないのと同じです)

歯科大学病院や、保健所、公的病院などにおいて志願兵(志願した歯科医師)が行うのではないかと勝手に想像しています。

 

 一般の歯医者の反応は?

それを受けて、今日の歯科医師の反応は、色々でした。

 歯医者的には

この現行の新型コロナのPCR検査は、鼻腔や喉から検体をとるものです。

上顎の歯を安全に抜くためには、上顎の下側の口腔と上顎の上側の鼻腔の構造を知らなければ、安全にはできないですし、

上顎の腫瘍を取り除く為には、鼻腔まで及んだりしますので鼻腔の構造については良く知っているとおもいます。

また、喉の構造についても解剖学からも、また臨床的にもそして口蓋裂の治療においても喉はかなり重要な部分ですので、普通の歯科医師はどうなっているか良く理解しているとおもいます。

なので、現在おこなわれている新型コロナウイルスのPCR検査に関しては、簡単に検体は取れるとはおもいますが。

日本には、医師法、歯科医師法があり言わば2本だてであるため、

今まで普通の歯医者は現在おこなわれているような新型コロナのPCR検査に参加するということは考えもしなかったと思います。(今現在アメリカで話題になっている方法での参加は可能性ありとは思っていましたが、現行の法解釈で何の問題もないため)

歯科界の反応は?

賛否両論です。

多くの歯医者は、否定的な意見を発信をしています。(順番が違う論、こんな時ばっか論など色々あるようですが)

しかし、私が思う歯医者のサイレントマジョリティの意見は

この日本の太平洋戦争以来の、何も対処しなければ多数の人的被害が予想される危機に直面して、

国民からの要請があり、新型コロナ危機を乗り越えるのにお役にたてるのなら、喜んで()参加させていただくということだと思います。

医療資源は、限られています。特に人的資源は限られています。何とか効率的に人的資源を活用して、この新型コロナ危機を乗り越えることが大切だとおもいます。