2020年02月10日

口腔感染症の抗菌薬の適正使用

今、医療業界でさかんに言われることのひとつに「抗菌薬の適正使用」があります。

今日は診療後に某大病院で、感染症内科の医師による口腔感染症の抗菌薬の適正使用に関する講演会が開催されました。

我々の子供、そして孫の世代の人のためには今の我々医療人の抗菌薬の使い方がたいせつだという結論になります。

歯科領域における抗菌薬の第一選択はペニシリン系の薬でサワシリンという薬が口腔内の細菌の特性、環境などを考えるといいのではないかという話でした。このサワシリンはやまもと歯科医院でもよく使用しているくすりです。とてもいいくすりです。

このペニシリン系の抗菌薬のサワシリンのキモは使用量です。

有る程度の量を使用しないと、最高の結果が得られないという話でした。

 

それともうひとつはペニシリン系のオーグメンチンという薬も第一選択としてはいいのではないかということです。

これとサワシリンとの違いはターゲットとする細菌の種類にあります。ターゲットが少しだけちがいます。

このオーグメンチンの使用

このオーグメンチンは、私が初めて覚えた抗生物質の商品の名前です。

九州歯科大学で口腔外科でオーグメンチンがよく患者さんにだされていました。

時代は昭和の終わり頃のはなしです。(30年以上前の話です。)

その後、色々な事情でオーグメンチンが歯科業界からしばらく消えていた時代がありましたが、最近また歯科業界でオーグメンチンが復活しました。

このオーグメンチンも使用量が最高の結果を得る為に大切です。

また、この使用量の関係などからサワシリンとオーグメンチンを両方だす方法もあるということを講師の感染症内科の医師がいっておらてました。

私が大学病院で聞いたことで口腔外科の教授先生がよく言っておられたことのひとつに、抗生物質は使用量が大切で、その当時に普通に使われていた量の倍ぐらいだすといい結果が得られるというはなしをされていました。

そして今日の感染症内科の医師もまったく同じ内容のことを言っておらてました。

30年以上経っても、抗菌薬の使い方、そして治療成功の秘訣はかわっていないということのようです。