2019年12月08日

マウスピース矯正
今日は横浜市でマウスピース矯正の勉強会に参加しました
久しぶりの横浜でパシフィコでインプラントのイタリア人歯科医師の講演会以来で10年近くぶりでした。
と言うことで、小児(子ども)のマウスピース矯正についての講演会で、全国から多くの歯科医師が参加していました。

マウスピース矯正とは、

透明なマウスピースを口の中に装着して 歯を1回あたりのマウスピースで最大0.25ミリ動かすことにより歯を動かそうという歯科矯正の方法です。
1回のマウスピースの使用は小児の場合だいたい1週間で、1回のマウスピースが終われば、また新しいマウスピースを口の中に装着します。
これを繰り返して歯を正しい場所に移動していきます。

つい最近までは、このマウスピース矯正は大人のための歯科矯正法でした。
そして子どもには不向きな方法とされていました。
しかし最近では、技術的に進歩したのと、色々な周辺材料と器具、機械の開発で大人のみならず、小児こそ、このマウスピース矯正が適していると考えられるようになりました。
その最も小児に適している矯正方法となった理由のひとつが口の中の歯の配列や形を口の中に入る小型カメラで撮影して口の中の歯や歯茎の状態をパソコン上で再現する技術です。

つまり小型ハンドカメラでスキャンする技術です。

子どもは通常の口の中の歯の型をとるため最初はドロドロの物質を口の中に入れて固まるまで待っている間に動いたりゲボゲボと吐き気がするため嫌がって首を振ったり色々なことをするので、なかなか正確な型を取ることができません。
また、精密な型を取るときは 固まった口の中に入れてた材料を歯から外すとき一緒に乳歯が抜けることもあります。
従って正確な型を取る場合、この小型ハンドカメラつまりスキャナーによる型とりは短時間で正確な形を再現できる為とても大切です。
また、一番のメリットは取り外し式で歯に固定してないため歯磨きがしやすく矯正歯科治療の間も固定式の矯正装置と比べて格段にむし歯になりにくいといのがあります。
ついでに透明なマウスピースですので、矯正治療をしていることが患者さんみずからが公表しなければ、ほぼだれも周りの人はわからないということです。

しかし大きな欠点もあります。

それは、そのマウスピースを口の中に入れなければ歯が動かないということです。
これに関しては、大人よりも子どもの方が口の中に入れてくれます。
その最大の理由は、お母さんが厳しいく、時には優しく口の中に入れるようにいうとマウスピースをしてくれます。
子どももお母さんの期待にこたえたい、喜ぶ顔が見たいという思いが無意識にあるからではないかと思います。

子ども(小児)のためのマウスピース矯正は、最長18か月のプランとなっています。

歯科業界のデジタル革命は、今、小児矯正歯科分野に及んでいます。