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診療後は口腔機能低下症の歯科セミナー

舌は細菌(一部は肺炎の原因となる)とカビ(真菌)の培養場所

2年前から歯科では、口腔機能低下症という病名が注目されています。 この口腔機能低下症の項目の一つが口腔の環境です。 この口腔の環境というのは、口腔内の汚れや自浄作用などを言います。 汚れとは、口腔内の微生物がどれだけいるかということも意味します。 唾液内の細菌は、細菌の種類としては約700種類で1,000,000,000個/mlです。 そして、その主役は舌苔です。 舌苔は舌の表面に存在する物質です。 唾液や剥離細胞などからできています。 つまり舌は、表面に舌苔をつくり、口腔内の細菌、カビ(真菌)を培養している場所となっています。 また、その舌苔の中の細菌は、誤嚥性肺炎の原因になったりします。 また、舌苔は口臭の原因となります。 以上のことから、高齢者においては、いかに舌や舌苔をきれいにするかが大切になります。 では、いかにして舌を綺麗にするか? ①ジェルタイプのリフレケアなどの口腔保湿剤をぬります。 (リフレケアの中にはヒノキの抽出物であるヒノキチオールが含まれていて、これは、カビつまり真菌にもかなり効果があります) ②30秒まちます。 ③舌ブラシなどできれいにします。 ④口腔清掃用ウエットティッシュでふきます ⑤更に 、最後にふたたび口腔保湿剤をぬります。 以上がスタンダードな舌の清掃法です。 これで2週間後 には、目で見える改善が期待できます。 やまもと歯科医院では、さらに効果を出すために重曹水も使用しています。 これで 舌苔を取り除き、舌表面の水分もふやすことができます。