2019年11月15日

今日の診療後の講演会

高岡市歯科医師会が主催の講演会が診療後開催されました。

そのなかの一部は、内科の医師による講演でした。

内容は感染症に関してでした。

私が興味を持ったのは、B型肝炎についてでした。

私が歯科大学生の時に、B型肝炎ワクチンが本格的に普及し始めました。

小児科の授業では、福岡県内では、母親から子どもへのB型肝炎の感染(歯医者はこれを垂直感染と呼んでいます)が、激減しているというはなしをきいたことがあります。

理由は、母親がB型肝炎のウイルスの保有者(キャリアー)の場合、垂直感染を防ぐ為、B型肝炎ワクチンなどを使ってかなりの効果が出ているという話をされていました。

あれから30年以上経っていますので、昔ほどのキャリアーは、いなくなったのでしょうか?昔はライシャワー元駐日大使がうけたような健康被害が社会問題化したこともありましたが。

現在では、B型肝炎ワクチンの予防接種が一般化しています。

そのB型肝炎ワクチンは、3回打つのが標準となっています。

3回ワクチンを打って陽性になれば、大丈夫ということになります。

最近までの、常識は、1度ワクチンにより陽性になっても、その数年後にワクチンの効果が切れて陰性になることも多く、その場合もう1度ワクチンを打たなければならないと考えられていましたが、最近の研究では、1度陽性になれば、数年後陰性になっても、カラダが覚えていて、新たにワクチンを打つ必要がないと考えるようになったという内容でした。

我々歯医者も、歯科大学生時代は、内科の試験のヤマは、B型肝炎についてでしたが、最近では、その時とくらべると、B型肝炎に対する考えがちょっと変わってきているようです。