2019年11月13日

今日の診療後は、富山県歯科医師会の研修会が開催されました。

内容は、口腔ケア、誤嚥性肺炎、摂食嚥下に関する内容でした。

歯科界で、最近ホットな内容です。

噛む能力と全身との関係を、色々な論文をもとに紹介されていました。

①噛む能力が低いと 、誤嚥性肺炎になる確率がたかくなります。(公立能登病院の長谷歯科医師の研究による)

②窒息 これは昔からいわれていることです。まるのみすれば喉や気管にそれがひっかかて窒息をおこしやすくなります。

③低栄養 これも昔からわかっています。 たべるものに制限があれば、無意識的に食べる量は減ります。

④ 転倒 これは比較的最近の研究で分かりました。

奥歯で食いしばったりする事ができなければ、バランスがくずれてころびやすくなります。

という事で、ちゃんとした噛みあわせにする事は大切だという事で、歯を大切にしてケアすることは、充実した人生を長く生きる為には重要だという内容でした。

その為の口腔ケアのポイントの解説もありました。

歯科衛生士による口腔ケアで、歯科衛生士がぶちあたる最初の難関は患者さんが、口を開けてくれないということです。

口を開けてくれない患者さんは、要介護の方には多くおられます。

その口を開けてもらう方法の一つに

Kポイント刺激法というのがあります。

このKポイントを押すと口を開けてくれるというものです。

KポイントのKは、コジマ教授からとったKです。

コジマ教授は、確か歯科医師ではなく、言語聴覚士だったと記憶しています。

上の奥歯と下の奥歯の合わさる部分の高さの、さらに奥の上顎と下顎の粘膜の中間点のさらに内側の(喉の方向)ポイントです。

ここを押すと口を開いて咀嚼の様な運動がはじまります。

脳梗塞などにより、左右両方の大脳が障害をうけ嚥下に問題を持っておられる方(仮性球麻痺、かせいきゅうまひと歯医者は呼んでいます)に有効な方法です。

この実習も行われました。

しかし、実際には臨床でこのKポイント刺激法を使うことは、やまもと歯科医院の歯科衛生士は、あまりなく、違う方法で行う事がおおいですが、

仮性球麻痺の患者さんには、やはりKポイント刺激法にまさるものはありません。

結論

私、歯医者の山本は、実習で自分の口の中が他人に見られる事が恥ずかしくてなりませんでした。