2019年07月06日

食べる時の姿勢と口腔機能

子どもの場合

食べる時の姿勢が顎の正常な発達や歯並び、理想的な摂食嚥下機能を身につける為には、とても大切です。(歯医者という立場上、以上の事を取り上げましたが、それだけではありません)

特に矯正歯科の治療をされている関係するお子さんには、やまもと歯科医院では、折にふれて食事の時は、足底をちゃんと床にしっかりつけて食べることは歯並びにも影響するので大切だということは話をするようにしています。

私の家では、子どもが小さい時は、ちゃんとした姿勢で食べる事の大切さを言っていましたが、単に口うるさいオヤジとしてしか受けとめるられず ほぼ聞きながされる状況でしたが。

高齢者の場合

高齢者でも、摂食嚥下機能が、落ちてきていますので食べる姿勢は、子どもと同様にまた重要となってきます。(歳が歳だけに、矯正歯科的な問題はありません)

摂食嚥下機能が落ちると、誤嚥をしたり、また窒息したり、誤嚥性肺炎などの問題がでてきます。

歯科的な食支援という観点からは、具体的にどんな姿勢で食べることがいいか?

ポイントは3つあります。

①足底接地:足の裏がしっかり床についていること

椅子にすわった時の足の位置が自分の膝よりも体幹側にくるようにします。

②顎を少し引いたかたちの頭の位置(うなずいたようなかたちの頭の位置)

③カラダを背もたれにかけない 体幹を保持ができなければお尻や腰あたりと背もたれの間にタオルなどをいれる:背中は背もたれからはなす。

以上の3点が主なポイントとなります。

あぐらをかいだ姿勢や、ベッド上で普通にすわったりする姿勢は結果的には円背(えんぱい、背中や腰が大きく前に曲がった状態)となり、誤嚥をしやすくなったり、腹圧が上がって胃食道逆流のリスクが高くなります。

また、盲点ですが食事の後に深くソファーに座ることも、同じ結果となります。

以上ダイジェスト版の歯科における食支援時の食べる姿勢についてでした。細い所は説明がかなり長くなるので省かせていただきました。