2019年02月26日

歯医者による食支援

医療ルネサンス

最近の読売新聞の人生相談のページをまたいで右上の方にある「医療ルネサンス」のテーマは、「ずっと口から(食べること)」ということで、歯医者の世界で、最近特に研究が行われている分野です。

この分野、いろいろな診療科をも含んでいる為、なかなか研究がうまく進んでいない分野でもあります。

今回のこの医療ルネサンスの中の話題は、内容は、摂食嚥下にかんする問題に取り組んでいる歯医者、医師、看護師、歯科衛生士などでなければ、なかなか理解しにくい内容となっています。

今日は、

昭和大学歯科病院の歯医者が行なっている、小児、子どもに対する摂食嚥下の問題の治療についてでした。こころや、カラダの問題、つまり心身の問題で摂食嚥下が正常にできない子どもに対する食支援についてでした。

子どもに対する食支援は、なかなか難しい分野でもあります。

最近の、制度の後押しもあって、重度の病気をもった小児の訪問歯科診療も行いやすいようになっていますが、厳しい状態の患者さんがほとんどで、歯科的には、口腔ケアが中心となっています。

我々、開業している歯医者がメインに行なっているのは、小児よりも成人にたいする、摂食嚥下障害、食支援です。

食べる機能は、歯医者がメインの口の中の問題や、その他、喉、食道、胃

など色々な分野にまたがり、また、薬の問題もあったりして、薬剤師も必要です。

薬にかんしては、例えば、ある日を境に、食べれなくなった場合、一番おおいのは、薬剤を飲み始めたということがよくあります。私が歯医者としての経験から、一番おおいのは抗精神病薬のリスペリドンという薬を飲み始めた方は、顕著な摂食嚥下の問題をもったりしますので原因がわかりやすいです。

また昨日のこの医療ルネサンスは、

KTバランスチャートというのが載ってました。これは、摂食嚥下障害に対して、どういうアプローチをするか、決めるのにかなり参考になるツールです。

KTバランスチャートとは、kuchikara(くちから)taberu(たべる)バランスチャートということで、一部の摂食嚥下を扱うマニアックな歯医者、歯科衛生士、医師などしか知らない話題が、読売新聞という一般紙に出ていることには、おどろきました。

私は、歯医者としては、公立能登総合病院の歯医者である長谷歯科医師が開発した、KTバランスチャートよりも、もっと介護の現場のスタッフにやさしいイートミルというソフトが使いやすいと思っています。

最近の読売新聞の医療ルネサンスは、歯医者や、歯科衛生士などしかわからないような、かなりマニアックな内容となってきています。