2019年02月01日

歯医者が何でEDについて語るのか?

こんにちは、富山県高岡市の歯医者、やまもと歯科医院の院長の山本です。

まず、EDとは、婉曲的な表現で言うと男性機能の低下です。

最近、中国の大学で、歯周病と、EDが深い関連性があると言う報告をした研究者(歯医者なのか、医者なのかは不明,国によっては歯医者と医者の明確な区別のないところもあります)がいます。

20万人の人から、その結果を分析したものです。

結論から言うと、歯周病の人は、EDになる確率が、3倍高くなるということです。

病院の検査のなかで、頻繁に行われるものにCRP(C反応性蛋白)というのがあります。

CRPは、体の中の炎症反応を見るためのものです。

このCRPが、歯周病の時とEDの時に高くなります。その口腔粘膜や、男性の局部の血管に炎症が起きてそれが同じような種類の血管での炎症でCRPが高くなると、この研究者が説明しています。

そしてこの歯医者または医者は、歯周病を改善させることが、EDの治療にも重要であるとのべています。

20万人の男性を調べて、統計的 医学的、歯科的に適切な診査と計算をして、得た結果で、こんな大きな人数の人をしらべたので、かなりの信頼性があるのではと、いわれています。

ただ、まだこの結論が正しいか、さらなる研究は必要です。

 

EDの治療薬には、バイアグラを代表とするいろいろな薬があります。

これは、局部の血流を良くするものです。

ED治療薬の効果が体内にある中で歯科治療を行うとどうなるか?

これについて、研究した歯医者は、私が知る限りでは、一人もいません。

しかし、実際に、歯医者に来院する患者さんの中には、そういう患者も存在することは、あることだとおもいます。

私の歯医者としての経験からいうと、単なる虫歯の治療に関しては、何の問題もなく歯科治療をおこなうことができます。

問題は、歯科治療のうちでも、出血を伴う歯科治療です。

ED治療薬は、歯ぐきの血管も拡張して止血しずらくします。

私の歯医者としての経験からは、歯ぐきに切開をいれると、血がにじみ出て見えずらくなったりして歯科治療を進めることができなくなります。

ただ、圧迫している時は止血できる程度の出血ですが、歯科治療は、緊急性を要しない治療であれば、延期ということになります。

このブログが、日本においてのはじめての歯科とEDに関する具体的な歯科治療についての文となるかもしれません(もう、書いた歯医者がいるかもしれませんが、私は知りません)。これから、この問題は、多分、日本の歯科界でも、研究されるとはおもいますが。