2018年11月12日

歯科麻酔

こんにちは、富山県高岡市の歯医者、やまもと歯科医院の院長の山本です。

きのう、富山市で開催された日本歯科麻酔学会主催のバイタルサインセミナーに参加しました。

バイタルサインとは、

生きている兆候ということで

体温、血圧、脈拍、呼吸を普通はいいます。最近では、意識があるか、もはいっているようです。

①呼吸系つまり息をしているか?呼吸数、換気量

②循環系 心臓は動いているか?血圧 脈拍

③中枢神経系 意識はあるか?

です。

超高齢社会に、入っている日本そして、高岡市では、65歳以上の人口が、30%を超えて久しい状況となっていますので、歯科医院を来院される方も、色々な持病を持っておられるかたも、多くなっています。

安全な歯科治療のため、この歯科麻酔学会のバイタルサインセミナーということとなったようです。

心電図、心臓の働きに関すること、心臓の筋肉の、酸素の需要と供給のバランスについてなど、歯科大学の授業では、かなり勉強しなければならない内容ですが、卒業して、普通 の歯科医療で活動すると、あまり触れることが少なくなる分野でもあります。

高血圧、糖尿病、心臓病 、腎臓病、またCOPDなど、色々な病気を持った方が歯科医院を来院されますので、安全、安心に歯科治療ができるように、万全の体制で、患者をお迎えできるようにしたいとおもいます。

やまもと歯科医院において、必ず心電図をとるのは、ドルミカムという薬をつかって、静脈から点滴で、鎮静をするときです。歯医者はこれを、静脈内鎮静法とよんでいます。これは、主に、長時間に及ぶインプラントの埋入のときにおこなわれるものです。

心電図は、私の行っていた歯科大学では、当時心電図とは、言っていなかったと記憶しています。

手術室での、全身麻酔下での手術中に、口腔外科の執刀医が、歯科麻酔科医に何か質問した時に、その歯科麻酔科医が「いい加減です」と答えて手術室では、空気的な存在である学生である我々は、驚いてしまいました。そんないい加減でいいのか?と思っていたら、その後の会話の流れから判断すると「えーかーげー」と言っていたようだと判明しました。「えーかーげー」とはドイツ語で「E(えー)K(かー)G(げー)」つまりEKG,ドイツ語で、心電図という意味です。

そこには、心電図ぐらい日本語で言って欲しいという、歯科学生の心のつぶやきがありましたが、最近では、心電図を「えーかーげー」という人は皆無ではないだろうかと思います。

この当時若手の優秀な歯科麻酔科医の先生も現在は、関東の某歯学部の歯科麻酔学の教授先生をされているそうですが、多分、いまは、えーかーげーとはいっていないのではないかとおもいます。

心電図、歯科でもやはり大切です。