2018年02月22日

眼科で話題になるドライアイ、目の乾燥ということらしいですが、それから、しばらく遅れて,歯科で問題となるドライマウスという言葉がマスコミでこよく取り上げられるようになりました。

ドライマウスとは、口の中、口腔内が乾燥すること、渇くことです。

この、ドライマウスは一時的なものではなく

通常、口の中の乾燥が3ヶ月以上あるとドライマウスということが、つよく疑われます。

ドライマウスにより、口、喉が渇く、口の中がネバネバする、口臭がでる、舌や頬っぺた、唇を動かすと痛い、喋りずらい、食べ物が飲み込みにくい、その他、いろいろな不都合な症状がおきてきます。

欧米の疫学調査(日本では、このことに関して、信頼おける疫学調査調査はまだされていないようです)によると、4人に1人がドライマウス予備軍ということです。日本でも、だいたい、同じような数値であることが予想されます。

人間の唾液は、通常,1日で1~1,5リットルでてきます。コップやマグカップ、売られている牛乳などは、大雑把に言って200ccぐらいですので、だ液の量は、わりあいでています。

その唾液にはいろいろなな働きがあります。だ液により歯の表面、粘膜のうえの汚れを洗い流すという作用があります。それにより、虫歯、歯周病にならないように働きます。歯科的にはさらに、だ液のなかには、細菌、ウイルスと戦う物質がふくまれたり、また、口の中の酸性を中和する働きがあったり、消化の助けになる酵素があったり、口腔粘膜を保護する、さらには、最近では、記憶に関する成長因子が含まれているなどといわれています。

その他にも、だ液の作用はたくさんあり、いまだに解明されていない働きもまだまだ、あると思われます。全身的にも、とても、大切なものです。

では、そのドライマウスの原因とは?

一番の原因で圧倒的に多いのが、薬の副作用によるだ液の減少です。血圧を下げる薬など多くの日常的に出される薬が口の中の乾燥、だ液を減少させる原因になることがわかっています。中高年のおおくは、薬を服用しておられます。多種類の薬を服用されている方もおられて、その多数の薬を飲む副作用について、いまだに解明されていないこともあります。治療上、飲む必要がある薬は、のまなくてはなりませんが。

また、ストレスも重要な要素です。現代人は、ストレスを多く持っています。緊張状態にあると、交感神経が優位となり、だ液の量が減ります。

ストレスということは、緊張状態にあるということになりますので、唾液の量はへります。

対処方法としては、口のまわりの筋肉のトレーニングをすることです。ものを食べれば、唾液がでてきます。たべるといこよは、筋肉を動かすということです。つまり、極端にいえば、唾液をだすことは、筋肉を使うということですので、関連した筋肉をつかうようにすることが大切です。筋肉をつかわなければ、筋肉は萎縮します。

また、現在は1回の食事あたりに噛む回数か600回といわれています。戦前は、1400回ぐらいでしたので、その意味では、筋肉を動かす回数が減っています。その意味では、いまのひと、若いひとも、ドライマウスになる可能性がありますので、積極的に意識して口のまわりの筋肉を動かす必要があります。

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