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歯科と摂食嚥下 富山/高岡市の歯科、歯医者ならやまもと歯科医院

一昨日の日曜日 東京で歯科セミナーに参加しました。 テーマは摂食嚥下で、摂食嚥下と食べるものの食形態の選び方でした。 歯科大学、大学歯学部では、生理学や補綴学などの授業の時に、嚥下について 学びます。嚥下には、歯 口腔内、そして口腔周辺部の、器官 組織が行う運動ですので、歯科医師になるためには、必ず 勉強しなくてはならない分野でした。 そして、最近では、日本社会が超高齢社会に突入して、食べること 食べ物を嚥下することに問題をかかえた人が急増しています。 医療界では 今 摂食嚥下の問題が大問題となっています。 数年前までは、何でも胃瘻にしていた時代もありました。最近では、胃瘻からまた 出来るだけ口からたべられるようにしようとする方向には向かっています。 実際には、本当は胃瘻が必要でない方にまで 色々な事情があるのかもしれませんが、胃瘻が作られていたんではないかという反省からきている面もあります。 私の父も脳梗塞で倒れ 食べるときに むせるようになり、入院していた病院から、胃瘻をしなければ 受け入れてくれる施設はないと病院の脳外科の担当医から いわれたため、姉が 入院していた病院がすすめる父の胃瘻を受け入れたという経緯もあり、その後の父を見ていた私としては、胃瘻について かなり疑問をもつようになり(生活の質、QOLとかは、ふっとんでしまいます。)、その後 摂食嚥下について、胃瘻は最後の最後の手段だとおもいようになりました。 胃瘻をしなくても、口から食べれる人を増やしていくことが歯科医師人生の後半に 突入した 私の天命だとと思って 勉強しています。 実際に歯科医師、歯科衛生士 その他の医療職のひとたちが連携して、いろんなトレーニングなどにより 口からたべれるようになった方も たくさんいます。 歯科医師にとって、虫歯の治療の次に この摂食嚥下の分野が社会に貢献できる分野に近い将来なりそうです。