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2018年06月の記事リスト

パノラマ写真 富山/高岡市の歯科、歯医者ならやまもと歯科医院

2018年06月30日

歯科パノラマエックス線画像

歯科医院に行って、パノラマエックス線写真を、撮った患者さんも多くおられることだとおもいます。

パノラマエックス線写真は、口の中の状態を、1枚の写真でとる大きな写真です。口の中だけではなく、顎の関節、鼻、上顎洞なども撮影範囲に入ります。

上顎洞粘膜の肥厚などもわかります。

これに対して、2~3本の歯を、口の中にフィルム、又はデジタルでは、センサーを入れてとる小さいレントゲン写真もあります。このレントゲンをデンタル写真と歯科医師、歯科関係者は呼びます。

レントゲン、エックス線の質的には、この小さなデンタル写真の撮影の方が、パノラマエックス線写真のレントゲンより、ヒトに対する異害作用は大きいです。

歯科におけるパノラマ写真(歯科医師は、パノラマ写真と呼びます)には、いろいろな情報が入っています。

先日、葵会とメディホームがパノラマ写真において、診断AI(人口知能)を開発したということを発表しました。

ベテラン歯科医師が、おこなうのの6000倍のスピードで診断ができるということです。

基本的な機能としては、むし歯、歯周病、囊胞(骨のなかにできる袋状のもの)、根尖病巣(歯の根っこのさきに、感染が起きている状態で神経をとった歯の根っこにできやすくなります)、歯石、根分岐部病変を診断することできるそうです。

また、AIですので、これから学習させて、もっと、多くの病気、病変を診断できるようになるそうです。腫瘍、炎症、外傷、顎の骨の骨折、唾液腺疾患、などおおくの情報が得られることが期待できます。

歯科に関する診断のみならず、パノラマエックス線写真には、骨粗鬆症の診断のスクリーニングもできます。パノラマエックス線写真の下顎の骨のラインをみて骨粗鬆症の初期の段階にあるかどうか判断する方法です。当時(20年近く前)、広島大学の歯学部の田口先生が、研究しておられたと記憶しています。今では、某歯科大学の教授先生になっておられるようで、歯科界のリーダーの一人となっておらてます。

また、1980年代には、歯科医師国家試験には、パノラマエックス線写真を見せて、シェーグレン症候群を診断させる問題もよく出題されていました。当時は国家試験のヤマ的な存在でしたが、最近ではパノラマエックス線写真をみてシェーグレン症候群かどうかというはなしをきくことはありません。現在は、シェーグレン症候群の診断に関しては、歯科は一切、関与してないようです。

これらの情報も含めて多くの事がパノラマエックス線写真から得ることが出来ます。それをAIに学習させれば、最強なツールになつものと思われます。

講演会 がん医科歯科連携  富山/高岡市の歯科、歯医者ならやまもと歯科医院

2018年06月25日

医科歯科連携

最近、よく話題になるのが、医科歯科連携の問題です。

昨日は、がん医科歯科連携の講演会が富山市で開催されました。

東京の国立がん研究センターの医師、歯科医師がビデオでの講演を行いました。

その中で、面白かったのは、全身麻酔の時のトラブルの3分の1が、歯に関するものだということです。

一般的には、麻酔科医は、全身麻酔をするには、金属でできた器具(喉頭鏡こうとうきょう)を口からいれて、喉の奥を直視する必要があります。それで、チューブを気管に挿入します。その時、喉の方に気をとられすぎて、喉頭鏡の端が、歯に強く接触したり、歯をテコにして、喉頭鏡を入れると、歯が、欠けたり、折れたり、脱臼、歯が抜けたりします(もともと、歯が歯周病などで、グラグラしていると、口に喉頭鏡をいれると少し触れただけで歯が脱落、抜けてしまうぐらいの方もおられます)。

これが、全身麻酔の時のトラブルの一つで、かなりの頻度でおきます。

私が、歯科大学病院で、臨床実習をしていたころ、全身麻酔の時は、麻酔科医は歯を損傷しないようにかなりの注意をしてました。歯科大学病院での全身麻酔でしたので、その歯科大学での全身麻酔で、歯に損傷を与えたらシャレにならないという意識が、 麻酔科医にはかなりあったとおもいます。歯科大学での授業で、学生の、モデルを使った実習でも、喉頭鏡がモデルの歯に触れたりすると、担当教官から、怒鳴られたりします。

この、全身麻酔時におこる可能性がある歯の損傷を防ぐために、全身麻酔の時に 

歯にマウスピースをはめて、その上で全身麻酔を行うと(喉頭鏡を操作してチューブを挿入すると)、そのマウスピースがプロテクターの役割をして、歯を損傷する事が、ほとんどなくなるということがわかり(厳密に言えば、前から、ほぼ、分かっていたいたことなのですが、どれぐらい効果があるかの数値、統計が最近知れるようになったと聞いています)この4月から、このマウスピースの製作装着のための費用が、歯科の保険でも導入されるようになりました。

このマウスピースは、最近、歯科では口腔内装置(こうくうないそうち)と呼ぶようになっています。

歯科医師が、がんなどの手術の全身麻酔での治療時に、前もって、型を取

り、歯の保護のためのマウスピース(口腔内装置)製作、装着すれば、歯に対する損傷が、激減してトラブルを回避することができます。この、マウスピース(口腔内装置)の製作は歯科としては、かなり簡単にでき、その、効果が絶大で、すばらしい方法です。

このマウスピース(口腔内装置)については、、歯科医師は知っていますが、全国の、手術がおこなわれる現場の医師が知っているかどうかは、不明です。この不明だということ自体が、医科歯科連携しなければならない理由ですが。

高齢者と入れ歯の着脱 富山/高岡市の歯科、歯医者ならやまもと歯科医院

2018年06月20日

入れ歯の取り外しが難しい

高齢になったり、脳梗塞やパーキンソン病などになると、手、指の繊細な動きが上手くできなくなることにより、入れ歯を、外したり、装着することがむずかしくなることがあります。また、認知症の患者さんにおいては、入れ歯の着脱する行為自体が難しくなることがあります。

そして、その結果として、入れ歯をいれなくなり、それにより、口腔の機能が低下したり、オーラルフレイルそしてフレイル、口腔機能低下症、口腔の筋肉、嚥下関連筋のサルコペニアから全身のサルコペニアなど、入れ歯による、噛む機能の維持は高齢者にとっては重要な意味があります。

この、入れ歯の着脱を、容易にする方法として、入れ歯の形、残存している歯の状態などの、条件があえば、マグネット、磁石を使って歯を残存した歯にくっつけて、入れ歯を動かないようにさせる方法があります。歯科用語では、磁性アタッチメントと呼んでいます。

従来の金属でできたワイヤーなどで歯に、入れ歯をくくりつける方法やなどでは、着脱方方向や、その歯にくくりつけるチカラが強いと、なかなか着脱が難しくなります。

またアタッチメントやコーヌスクローネといわれる装置では強くはまり込んで、入れ歯がなかなか外せなくなります。

磁性アタッチメントの場合は、垂直的なチカラに対しては、抵抗して、はずれないですが、少し水平的にずらすと、簡単にはずれます。

従って、患者さん自身により、はずせないとか、装着できないとかということがなくなります。

また、介護をする方にとっても、簡単に、入れ歯の着脱ができるようになるため、患者さんの口腔内をきれいにたもつことができ、また、それが、短時間でできるようになります。

磁力が発生する範囲は極めて小さく、カラダに対する異害作用もありません。

問題は、MRIを撮るときですが、磁力は、歯の中に埋め込まれた金属の部分、インプラントにはめ込まれた金属の部分には、ありません、入れ歯に埋め込まれた部分にだけしかありません。入れ歯ですので、それをはずせばMRIを撮る時に何の問題も生じません。

このマグネット、磁性アタッチメントの技術は、日本の技術が、世界のトップを走っています(歯科領域では、日本が世界をリードする技術はすくなく、接着とこの磁性アタッチメントぐらいです)。これからも、ますます日本の歯科分野を代表する磁性アタッチメントの改良が予想されています。

顎がはずれた 富山/高岡市の歯科、歯医者ならやまもと歯科医院

2018年06月16日

顎関節脱臼

私が、保育園に行っていたころ(50年近く前)、近所の一人暮らしのおじいさんが、顎がハズレて救急車で病院に運ばれたことがありました。

その頃は、顎がはずれるというのは、大変なことなんだという認識はありましたが、実際どういう状態、状況なのかは理解はできてませんでした。ただ、顎が外れるというのは、恐ろしいことなんだという思いは強かったです。

そして、私が小学生になったころには、「クシャおじさん」がテレビで大ブレークしました。下顔面を、瞬間的にペッシャっと平らに、縮小できるおじさんで、テレビの番組のなかでは、戦争で、兵隊でいったころに、馬から落ちで顔面を強打してから、クッシャと下顔面を縮小できるようになったといっておられました。その後、自分が好きな時に、このクシャおじさんの顔ができるようになったとのことです(真相は違うらしいですが)。

このクシャおじさんの顔がどうしてできるのか私が歯科大学に行って顎の構造を習うまで、深く考えることもなく、歯科大学に行って初めて、顎の関節を自分で自由にはずしたり、戻したりしていたというのがわかりました。

また、顎の関節がはずれるといっても、いろいろなパターンがあるのだとわかりました。

多くの顎の関節がはずれる人は、以前にも顎の関節が外れた事があるひとです。顎の関節がはずれるひとは、それが習慣的にはずれる場合がおおいです。習慣性とまではいかなくても、時々はずれる人もおおいです。顎の関節が外れやすい人は、あごの関節の構造に、ある特徴があるかたもおられます。私の、今は亡き矯正歯科の師匠がこの研究をしばらくしておられました。そして一度顎の関節がはずれると、その顎の関節を構成するじん帯もゆるみ元々の顎の関節が外れやすい構造とプラス靭帯のゆるみで、ますます顎の関節が外れやすくなります。なので、顎の関節がはずれることに慣れておらてるかたもおられます。顎の関節がはずれる事の慣れの中で自分で顎をもとに戻すことができるようになる方もおられます。

私の歯科医師としての経験からの感覚では、99%の人は、自分で簡単に外れた顎を元にもどすこができませんが、残り1%の人は、外れた顎を、苦労しながらなんとかもとに戻すことができる人です。

では自分で顎を元に戻せない方が歯科医院にこられた時のその戻しかたは?

歯科大学では、2通りの顎関節の整復法を習います。その一つが、ヒポクラテス法という方法です。日本では、ほぼすべての歯科医師がこのヒポクラテス法で整復しています。

この方法は、歯科医師が顎の関節が外れた患者さんの前に立ち、その歯科医師の親指を下顎の歯列に置き、のこりの指、手で口の外の顎の下を支えるようなかたちでもち、引いたり、押したりして、整復する方法です。

顎の関節が外れて、時間が経っていなければ、この方法で治すことができます。

最近では、顎の関節が外れたと言って(主訴として)、やまもと歯科医院に来院される患者さんは年に何人かおられます。超高齢社会で、増加傾向にあるのではないかとおもっています。

歯科 と内視鏡 富山/高岡市の歯科、歯医者ならやまもと歯科医院

2018年06月12日

嚥下内視鏡(嚥下障害の治療のための内視鏡)のような、観察を主目的にした内視鏡は、やまもと歯科医院を含め、多くの歯科で広く導入されていますが、内視鏡下での治療を目的とした内視鏡は歯科では、まだ、めずらしいです。

そういう中で、歯科分野においても、内視鏡の導入が一部の大学病院でおこなわれてきています。

唾石症という病名をご存知でしょうか?

歯科医師、歯科衛生士なら誰でも知っている 病名ですが、医療関係者ではない方は聞いた事がない病名だと思います。また、医療関係者でも知らない方が多くおられるほど、マイナーな聞き馴染みない病名です。

聞き馴染みがない病名ですが、歯科診療所には、この唾石症の患者さんは、わりあい多く来院されます。

唾石とは、唾液がカルシウムを集めて石状になったものです。

では、まず、唾液が作られてから、口腔内に唾液がたまる過程は?

大きな唾液腺(唾液が作られる所)から、くだ(管)を通って 口腔内(口の中)に唾液が運ばれます。それで口腔内は、いつも湿潤状態にあります。唾液がくだ(管)から口腔内にでる場合を唾液腺開口部と呼んでいます。唾石は、多くは、顎下腺から唾液を口腔内に送るくるくだ(歯科用語ではワルトン管)の中にできます。

この、唾液腺から、唾液を口腔内に送るくだ(ワルトン管)の中に石ができ、つまってしまい唾液が流れなくなる、口腔内に送れなくなる病気を唾石症とよんでいます。

唾石症は、激痛を伴います。独特な痛みで唾疝痛(だせんつう)と呼ばれています。場所的な関係から、歯が痛いと言って歯科医院に来院される方がおおくおられます。やまもと歯科医院にも、唾石症のかたが、時々来院されます。

この唾石症の治療はその唾石を摘出することですで、外科的に除去、つまり、手術をしてとりのぞくことです。口の中から切って唾石を除去することもありますし、口の外で下顎の下の部分を切って唾石を除去する場合もあります。この手術の際に、舌神経や顔面神経の損傷の可能性がありますので、そういう点でのリスクが存在します。

また、外科手術ですので、切った場所が治るまでに時間がかかります。口の手術ですので、しばらく食べることに不自由します。このしばらくの間、食べられないというのは、唾石以外何の健康の問題がない人にとってかなりつらいことです。

入院期間は、その唾石の存在する場所によっては2週間ぐらい必要となってきます。

しかし、内視鏡を利用してこの唾石を除去する方法(内視鏡を口腔内の唾液腺開口部からワルトン管に入れて摘出する方法)ですと、唾石が普通の大きさだと外来で、日帰りで摘出することができます。また、その後、普通はすぐに食べることができます。

この内視鏡で唾石を摘出する方法は、横浜市立大学医学部歯科口腔外科において行われているということです。

解体新書 富山/高岡市の歯科、歯医者ならやまもと歯科医院

2018年06月10日

我々、50歳代のおじさん、おばさんらが、中学生のころの、社会科の授業で習った「解体新書」。

この本は、オランダ語で書かれた解剖学の本を、杉田玄白、前野良沢らが日本語に訳したものです。

この、「解体新書」の原本を、某歯科大学にて、みせていただきました。

歯科大学、歯学部においては、1年かけて、ヒトのカラダ全体の、人体解剖の授業、実習がおこなわれます。歯科治療を行うにあたり、骨の形、血管の位置、走行そして神経の位置、走行が頭にイメージできなければ、恐ろしくて歯科治療がおこなえません。その意味で、歯科医師には、解剖学は、とても重要です。

日本最初の西洋医学の解剖学の本、その頃は、人体解剖は、色々な批判がありなかなか行われなかったですが、勇気ある医学者により、わずかながら行われました。その一つが、杉田玄白、前野良沢らによるものです。人体解剖は罪人が死刑になる際におこなわれました。

これを契機に杉田玄白、前野良沢らは、解剖書を書くことを決意したといわれています。ドイツ人によってかかれて、オランダ語となっていた本、「ターヘルアナトミア」を日本語に訳することとなりました。

前野良沢は、中津藩(現在の大分県中津市にあった藩)の藩医であったということで、今日これを初めて知りました。(中津は九州歯科大学と近く、中津からもよく患者さんが歯科大学病院に来院されていましたし、学生も通学していました。)

前野良沢が中津藩出身というのを知って急に親近感が湧いてきました。

前野良沢は、当時の(江戸時代)の医師でもっともオランダ語ができる人であったらしく、この解体新書を書いた後も、日々の診療をあまりせず、オランダ語の勉強を精力的にしていた人であったそうです。

前野良沢は歯医者ではなく医者でしたが、(江戸時代当時、歯科医師は存在せず、医学の一分野としての口中科として、存在したそうです。)

日本最初の歯科医師は、

これも、中津藩の藩医で、明治時代のはじめに免許を取った小幡英之助というひとです。東京で歯科医師をしていたそうです。持っていた免許は、当時の制度により、正式には、歯科医師の免許ではなく、医師免許であったそうですが。

唾液 ときどきスタッフブログ

2018年06月09日

やまもと歯科医院 歯科衛生士の増井です。
質の良い唾液について
虫歯予防をするための生活習慣の中の一つに
サラサラの唾液を増やすことがあります。
唾液にはエナメル質の修復や,食後酸性になった口の中を中性に戻したり、食べかすを流したりする役目があります。

また、噛むことで唾液腺(唾液が溜まっているところ)が刺激されますから、意識して食べ物をよくかむようにしてみて下さい。

耳の下のちょうど奥歯が位置する辺りには耳下腺というところがあり、そこを刺激すると、唾液が分泌が促されます。
一方、緊張して口の中が乾いてネバネバしている時にあるのは質的には粘性のネバネバ唾液です。
ネバネバ唾液ばかりになったり、唾液の量がすくなくなると、口臭や虫歯、歯周病の原因にもなります。
それと反対にリラックス時に多く分泌されるのがサラサラ唾液です。サラサラ唾液は口臭や虫歯、歯周病を抑えてくれる質の良い唾液です。
耳下腺を刺激すると気持ちがリラックスしストレスを解消する働きもありますからテレビを観ながらの耳のしたのあたりをもむのをお勧めします。

歯ブラシ   ときどきスタッフブログ

2018年06月08日

 

やまもと歯科医院、受付スタッフの山田です。

今回は歯ブラシ「デント マキシマ」をご紹介します。

この歯ブラシの特長は…

①    うすさ2.6㎜の超薄型コンパクトヘッド

ヘッドが薄いので頬側面や最後臼歯遠心面もしっかり毛先を当ててブラッシングできる。

②    親知らずまで楽に届くロング&スリムネック

ロングネックで口腔内に入る面積が少ないため操作性が高い。

③    握れば違いがわかる弾力ラバーグリップ

グリップが持ちやすく程よく滑りにくい

 

毛の硬さは、当院ではソフト、ミディアムソフトを販売しております。

歯肉の炎症が強い方や、ブラッシング圧をコントロールしたい方にはソフトがおすすめです。

私もロングネック、コンパクトヘッドで毛先の届きにくい奥歯まで磨きやすいところがすごくお気に入りで愛用しています。

価格は1本380円(税抜)です。少し高いなと感じられるかもしれませんが、一度使ってみるとこの歯ブラシの良さを実感して頂けると思います。

興味のある方は当歯科医院スタッフまでお声掛けください。

ビタミンC  富山/高岡市の歯科、歯医者ならやまもと歯科医院

2018年06月03日

今日の、チューリップテレビの朝7:00の番組「ゲンキの時間」の話題は、ビタミンCでした。

私が、このビタミンCについて初めて意識したのは、歯科大学の最終学年である6年生の時の、病院実習のときです。(歯科学生用語では、登院実習といいますが)。それ以前は栄養学などで、ビタミンC不足=壊血病という方程式の、試験にパスするレベルの知識しか持ち合わせていませんでした。

 歯科大学病院で、全身麻酔で、手術をうける患者さんのおおくが、アスコルビン酸という薬剤の点滴を受けていました。

そこで、担当教官歯科医師の口頭での質問、試験に備えてアスコルビン酸について調べたことがあります。

よくよく調べると、アスコルビン酸は、ビタミンCの事だというのがわかりました。

ビタミンCの発見は、もともと大航海時代に船乗りの間に病気がちの人がめだち、その原因をイギリス人医師が突き止めたのが、ビタミンC不足だという結論になったと記憶しています。

骨や歯、その他のコラーゲンの生成に不可欠で、ビタミンC不足で、いろいろ不都合がおきます。

また、ビタミンCの効果は、血管を強くして、美肌効果があり風邪予防の効果があることでした。

ビタミンCは、1980年代は、あまり注目されてはいませんでした。最近の健康ブーム、アンチエージングなどで、また見直されてきています。

1990年代前半は、ビタミンCは、とればとるほどいい、取りすぎということはなくて、余剰な分は、尿などとから排泄され何の問題も無いと、有名なアメリカの家庭医、(総合診療科医と訳すのか?)が本を出したり、CNNでいっていました。

そこで、その本を読んだオーストラリア人と、私の見解(私は本を読んでおらず、CNNのインタビューしかみていませんでした)、時代により医学が進歩するから今現在、何の問題もないと言っても、将来、過剰摂取による弊害があることがわかるかもしれないという意見が衝突して、随分論争したことがあります。

最近では、ビタミンCは、癌や、成人病、歯周病、老化の原因となる活性酸素を減らす役割があるというのがわかっています。

歯科領域に関しては,最近注目を集めているのは、歯周病に関してです。

確かに、ビタミンCは、歯周病にかなり効果があります。歯周病治療の補助的な治療としては、選択肢のひとつになる治療法です。しかし、メインはあくまでも、適切なブラッシング、プラーク除去ではありますが。

結論、健康のためには、ビタミンCを適切な方法で、適切な量をとることが大切です。