高岡市 歯医者 歯科 やまもと

肺炎 日本人死因3位 富山/高岡市の歯科、歯医者ならやまもと歯科医院

肺炎 日本人死因3位 富山/高岡市の歯科、歯医者ならやまもと歯科医院

2017年08月06日

日本人の死亡原因の1位はがん 2位は心臓疾患 そして 3位は肺炎です。

 

高齢者の肺炎で 重要なのは、誤嚥性肺炎です。

 

脳梗塞などの脳血管障害 パーキンソン病などの病気 加齢による筋力の衰え(喉の顕著な筋力の衰えは40歳代からはじまります。)、それに関連して 喉ぼとけが加齢と伴に位置が下がりゴックンとする時 持ち上がらなければならない距離が増え 持ち上がりにくくなったり、色々な原因があり、高齢者は誤嚥、誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。

 

最近亡くなられた、中村勘三郎さん 山城新伍さん 根津甚八さん(お兄さんは有名な歯科医師)たちも 誤嚥性肺炎で亡くなられています。

 

肺炎で命をおとす高齢者の7割は誤嚥性肺炎になっておられるということで、誤嚥性肺炎を予防することは、重要となっています。

 

では、その予防のために一番 大切なことは というと、口の中を清潔に保つこと 口腔ケア ということになります。

 

高齢者や 重病で入院しておられたりすると、自分で口の中を清潔にたもつことが むずかしくなります。(歯科医師による研究で高齢になると口の中の自分での清掃能力が下がることがわかっています)口の中は体のなかで、一番細菌が多いところです。肛門周囲より汚れているということになります。

 

食べているとき、口の中の細菌を一緒に のみこみますが、夜寝ているときも細菌を含んだ唾液を よくのみこみます。夜は唾液の量が少ないですので、体積あたりの細菌数は非常に多くなります。

 

これを防ぐために口腔ケアが必要になります。

 

第2に大切な予防は、喉をきたえることです。これには簡単にできるトレーニング法があります。

 

我々歯科医師が、患者さんに紹介しているトレーニングがいくつかあります。

 

①嚥下(えんげ)おでこ体操

おでこを片手で押し それに抵抗する力で頭が動かないように じっとしていることで喉にちからが加わり 鍛える方法です。2人でもできます。おでこと おでこを合わせて 互いに押し合うようにします。歯科衛生士のお姉さんが男性の高齢者とトレーニングする時に 評判がいい方法です。

 

②開口訓練

10秒大きく口をあけ 10秒休むこれをくりかえします。

脳血管疾患、高齢者全般に効果があります。舌骨の挙上や食道入口部の開大の効果があります。歯科的には顎関節症の方 顎関節脱臼の方はできません。

 

③あご持ち上げ体操

両手親指で下の顎の下部をおさえ、持ち上げる力をかけ、それに抵抗するように顎が持ち上がらないように 動かないようにする方法です。

 

④頭上げ体操(シャキアエクササイズ)

平らな面の上に 仰向けに寝ころび 頭だけを持ち上げるトレーニングです。アメリカののシャキア医師が考え出した方法で、効果が高いトレーニングではありますが、行うのは比較的 きついです。

⑤嚥下には 呼吸も深く関与してますので、呼吸の仕方を改善させることも 重要となります。

呼吸を改善させる方法として 歯科医師など医療関係者用語でシルベスター法というのがあります。両手 両腕を胸、腹の前で組んで、ゆっくり深く息を吸いながらもちあげます。持ち上げたら今度は、息をはきながら、もとの位置まで 下げていく方法です。摂食嚥下のに問題がある方には 効果があります。

⑥ゲーム感覚でできるものもあります。ストローの先端に 鉛筆のキャップをつけ、もう一方の端から、息を吹き込み どれだけ遠くに飛ばせるか競ったり、まとをつっくて 得点をとりあう方法です。単純なトレーニングに飽きるかたに最適です。

⑦カラオケトレーニング

うたを歌うのが得意な人には最適です。歌をうたうときの筋肉と 嚥下の時に使う筋は 重なるのもが多いので 有効です。私には一番 不向きな方法です。高岡市の歯医者では もう私にマイクをわたしてくれる人は 一人もいません。歌唱力は、ドラえもんの登場人物のジャイアンと同じぐらいなので、騒音公害として扱われます。

⑧その他 肋骨マッサージ 肩甲骨マッサージ など いろんな方法がありますが、

どのトレーニングほうが適しているかは、嚥下障害の原因、程度、環境、年齢、サポート体制など、いろんな要素を総合して歯科医師などから提案されます。

また、日常生活では、嚥下障害がある方は、気を付けなければいけないことがいくつかあります。

水やお茶などの液体は一般的には、ムセの原因になりやすいです。液体は口、喉を通る速度が速いので、気管にふたを閉める反射が 遅れて 食道にはいらず、気管にまちがって入ってしまう可能性が高くなるからです。

また、お粥やみそ汁など、液体と固体が共存する食べ物は、水分が誤嚥する原因になるので注意が必要です。